抗酸化作用を持つビタミン(1/2)
2017/11/15
こんにちは!LAMUDAトレーナーの倉持です!
近頃様々な媒体を通して目にする「抗酸化」
今回は、こちらのテーマを2回に分けて書いてみたいと思います!
そもそも抗酸化ってなに?という方もいらると思います。
その名の通り、カラダの酸化を食い止めることです。
カラダの酸化は、活性酸素(フリーラジカル)によるものとされています。
活性酸素の害としては、細胞内の核部分でDNAに傷をつけることが、最も大きなものです。
人体のタンパク質構造の設計図は、DNAが記憶しています。
ここに傷が付いてしまうと、代謝を司る酵素がうまく出来なくなったり、ガン細胞を抑える働きが弱まり、ガン細胞が活発化してしまうなどの重篤な症状に繋がります。
しかし活性酸素は、普段の呼吸の中から摂取した酸素のおよそ2〜5%から必ず作られてしまいます。
その活性酸素の働きを抑制、もしくは無害化することが抗酸化として取り上げられています。
活性酸素には種類があり、
①スーパーオキサイド
②過酸化水素
③一重項酸素
④ヒドロキシラジカル
この4つがあります。
作られてしまったものに対してどうするか。
そこで今回登場するのがビタミンCです!
①は、主に運動や呼吸などから作られる活性酸素の多くを占めるものです。
これ自体も酵素の処理能力を越えてしまうとカラダに害を及ぼします。
しかし、①は②の状態になれば(これも実は限度がありますが)、二酸化炭素と水に分解し無害化されます。
ここで、ビタミンCが本領を発揮します!
そもそもこの過程で使われる酵素は別にあるのですが、ビタミンCはその酵素の働きに似た作用を持ち、①から②への変換を飛躍的に助けてくれます!
このような抗酸化作用以外にも、コラーゲンの合成や免疫機能の向上など、人のカラダにとって良い影響を多くもたらしてくれるのです。
ビタミンCは柑橘系の果物やほうれん草などに多く含まれています。
食事で摂るのが難しいようであれば、サプリメントからのアプローチでも充分効果的です。
皆さんもぜひ、普段の食生活の中からこういったビタミンの摂取について考えながら、より良いカラダ作りに繋げましょう!
次回(2/2)では残りの③、④の活性酸素についての説明及び抗酸化作用で有名なビタミンEについて書いていきたいと思います!
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