筋肉と脂肪の違い

2016/02/12

筋肉と脂肪どちらかが多くついているかにより、見た目に差が現れます。トレーニングジムへ通う前、両者の違いを理解していると、アンチエイジングを目的としたダイエット、肉体・体質改善を目指す時に役立ちます。

体積の違い

体積の違い

筋肉と脂肪を同じ重さで見てみると、筋肉は水の約0.9倍、脂肪は水の約1.1倍体積が大きいという違いがあるため、見た目は脂肪のほうが2割大きく見えます。そもそも、脂肪組織の密度は0.9007/cm3で、脂肪以外の筋肉と骨を合わせた密度は1.100/cm3。

分かりやすく計算すると、同じ100gの体積では、脂肪100g÷0.9007/cm3=111cm3、筋肉は100g÷1.100/cm3=91cm3で、脂肪と筋肉の差は約1:0.8あります。さらに、これを人の身体に当てはめた場合、体重は同じ50kgだったとしても、体脂肪を減らすと見た目体重は50kg以下に見えるようになります。体重は減っていなくても、脂肪の膨らんだような感じがなくなり、筋肉により身体が引き締まりますので、見た目に差が出てくるのです。

役割の違い

役割の違い

筋肉

筋肉は動物や人間に備わっている“収縮と緩和”により、身体を動かす運動器官の1つです。筋肉は身体を動かすエンジンのような役割があり、筋肉があることで様々な活動を行うことができます。2つめの役割は、重力に対する姿勢の維持です。座っている時も仰向けになっている時も、無理のない姿勢を維持できているのも筋肉のおかげと言えます。3つめの役割は熱を作り出すことです。一般的に気温は人の体温よりも低いため、自分自身でエネルギーを作り出す必要があり、その熱産生のほとんどを筋肉が担っています。

脂肪

脂肪はスタイルを崩してしまうので、脂肪と聞くと多くの方が敬遠しがちですが、身体の機能においては様々な役割を果たしています。脂肪はエネルギーが不足した時に、エネルギー源として燃焼され、必要な時に活動してくれます。2つめは、筋肉は熱を作り出しますが、脂肪は熱が逃げないように保持する役割があります。3つめは、脂肪は柔らかい性質を生かし、クッションのような役割を果たしています。外部からの衝撃を和らげるとともに、体内にある骨や筋肉が傷つかないように守っています。スタイル維持で大切なのは、脂肪をつけすぎないということが必要なのです。

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