自分のホントの体脂肪率知っていますか?
2016/04/22
こんにちは、LAMUDA代表の横山です。
「家の体重計で測ったら、体脂肪率◯◯%だったんですけど、あれって本当に合ってるんですか?」
お客様からよく聞く質問です。
まず、答えから言ってしまいますと、その体脂肪率は正しい数字ではありません!
現在、完璧 に正確な体脂肪率を測る測定器は、世界に存在しないんです。
比較的正確だと言われているものに、水中体重秤量法というものがあります。
アルキメデスの原理を応用したもので、水中に全身を沈めて水中にある体重計で体重を測り、大気中での体重との差から身体密度を計算して測定します。
でもこの方法は、体内の空気をいかに出しきるかが大切なので、めちゃめちゃキツいらしいです。
他にも色々な測定方法はあるんですが、みなさんが、普段使っている体組成計での測定は、生体インピーダンス法と呼ばれるものです。
カラダに微弱な電流を流して、脂肪は水分が少なく電気が通りにくいという特徴と、筋肉は水分が多く電気を通しやすいという特徴を利用して体脂肪率を推定します。
ただ、筋肉中の水分量によって大きく誤差が出るので、同じ日でも測定した時間、カラダの状態によって大きなばらつきが出てしまうんです。
それに、機器の測定アルゴリズムが、メーカーよって異なるため、メーカーによるバラツキが大きいです。
というわけで、今日はみなさんに少しでも正確で安定した体脂肪率を計測するための3つポイントを紹介します!
1.毎日同じ時間帯に測る!
できれば体内の水分量をある程度一定にしたいので、起床後(トイレ後)がオススメ。
2.内もも、ひざ、脇などをしっかり離す!
コレができていないと電気抵抗値が予想の数値にならないため、絶対に正確な値が出ません。
3.手や足の水分をしっかり拭う!
トイレ行った後に手が濡れていたり、汗かいていたりすると、電気抵抗値が変わるので正確な値が出ません。
この3つを実行するだけで、今までより正確な数値になることは間違いありません!
しかし、メーカーによって設定数値自体にかなりの差があるので、あくまで「増えた」、「減った」という変化を観測するための参考値程度に利用することをオススメします。
僕自身もメーカーによっては、30%くらいになったりします……(違うとわかっていても凹みます。)
どうも筋肉量が多い人は普通の人とは少し違う電気抵抗値になるようです。
そのため、僕は筋肉量が多い人にも使用可能な「アスリートモード」付きのTANITAの体組成計使ってます。
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