亜鉛のチカラ
2019/03/20
こんにちは。LAMUDA受付の遠藤です。
前回のコラムでは味覚について書かせていただきました。
皆さんは味覚は大丈夫でしたか?
https://lamuda.co/contents/blog/20190220
味覚障害は年齢だけでなく、温度・空腹・ストレス・亜鉛不足・薬の副作用・口の乾きがあると言いました。
その中でも今回は味覚障害と亜鉛不足はどう繋がりがあるのか書きたいと思います。
前回お話しをさせていただいた舌には味蕾(みらい)がたくさんあり、そのひとつひとつの細胞で味を判断していきます。
その上で亜鉛は味蕾の新陳代謝をあげる効果があります。
消滅した味蕾を再生するスピードをあげているのが亜鉛です。
つまり、味覚が鈍くなったときは亜鉛を摂取することが大切なのです!
味覚障害になると美味しいご飯にどんどん味を足して濃い味にしていきます。
例えば、醤油や塩を多くかけること。
それによって味覚障害が起き、その影響で高血圧・心筋梗塞・動脈硬化・脳卒中など様々な病気に繋がっていきます。
人は口に食べ物を運んで体内に入れ、分解や吸収されることによって栄養を取り入れていきます。
まず、口に入れた瞬間の味覚(味蕾)を大切にしていくことで様々な病気のリスクも減っていきます。
亜鉛は体内に約2gあり、主に骨格筋・骨・皮膚・肝臓・膵臓・腎臓などにある成分で、たんぱく質の合成に関わる酵素の材料としても使われています。
新陳代謝やエネルギー代謝、免疫反応など体内の働きをサポートして正常に保つ役目を持っています。
細胞が新しくなる時にたんぱく質の合成があることによって成長や傷の修復に必要になってきます。
また、亜鉛は汗の中に含まれいて、発汗量に比例して体外へ流れ出ていってしまうと共に、運動強度が高くなるほど亜鉛の体内消費量は増加します。
スポーツをしている方、トレーニングを行なっている方は適正摂取すること、また体内で亜鉛が不足しないようにしましょう!
亜鉛の大切さがわかったところでどのくらい摂取していいのかわからないですよね。
1日の摂取基準は年齢によって変わってきますが、18~69歳の男性なら10mg、女性なら8mgです。
70歳以上の男性なら9mg、女性なら7mgです。*1
たんぱく質を多く含む食品に亜鉛は含まれていて、魚類や肉類、大豆や種実類が挙げられます。
そこで亜鉛が多く含まれている食品をご紹介します!
100gあたりの亜鉛含有量 (mg)
・かき 養殖 生・・・・・・・ 13.2mg
・ぶた 肝臓 生・・・・・・・ 6.9mg
・牛かたロース 赤身 生・・・ 5.7mg
・凍り豆腐(高野豆腐) 乾・・ 5.2mg
・湯葉 干し 乾・・・・・・・ 4.9mg
・アーモンド 乾・・・・・・ 3.6mg *2
あまり亜鉛を意識して食べてこなかったと思います。
私もその中のひとりでした。
しかし、大学時代に味覚力チェックを受けこんなにも味覚が鈍くなっているのだと気がつきました。
亜鉛を豊富に含んだ食品を食べるよう意識しています。
そしてたんぱく質に多く含まれているのなら一石二鳥だと感じました。
過剰摂取はよくないですが、味覚力が衰えないように食品を意識して取り入れていきましょう!
参考文献
*1 日本人の食事摂取基準 2015年版 基礎栄養学
*2 日本食品標準成分表 2015年版(七訂)
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