朝を制する者は人生も美しい身体も制す part3
2019/06/26
こんにちは。LAMUDA受付の木村です。
前回のコラムでは理想的な朝食とは何かについて書きました。
https://lamuda.co/contents/blog/20190529
今回はたんぱく質やビタミン等、色んな栄養素をバランス良く摂れる理想的な朝食メニューをご紹介したいと思います。
《定番の朝食メニューに少しの工夫で痩せやすい体に》
実は和食の朝食メニューはとても栄養豊富であることをご存知でしたか?
和食の定番朝食メニューといえば、
・焼き鮭
・納豆
・卵焼き
・味噌汁 (わかめ)
・ご飯
といったところでしょうか。
こちらのメニューで1人前の栄養計算をしてみると、※1
約560kcal たんぱく質32g 脂質15g 糖質63g 食物繊維5g でした。
たんぱく質は30g以上と高く、食物繊維も豊富です。
前回のコラムでは食物繊維については触れませんでしたが、食物繊維は糖質の吸収を緩やかにし、脂肪を体に蓄積しにくくする働きがあるので、積極的に摂りたい栄養素です。
上記のメニューでたんぱく質・食物繊維共に多く含まれているのが納豆です。
納豆は1パックにつき約3gの食物繊維が含まれているため、朝食のうちの食物繊維の大部分は納豆からきていることが分かります。
また納豆に含まれる「ナットウキナーゼ」は体温を高める働きがあり、基礎代謝を上げてくれます。
そして日本の食文化で昔から親しまれてきた納豆や味噌などの発酵食品も健康において重要な役割があります。
発酵食品は腸内の善玉菌を増やすことで腸内環境を整えてくれて、排泄をスムーズに促します。
排泄がスムーズに出来ずに老廃物が滞ると、代謝も悪くなってしまうため、ダイエットには欠かせない存在といっても良いでしょう。
以上の内容からすると、どこも変える必要のない完璧な朝食のように見えますが、この朝食メニューは「副栄養素」と言われるビタミンやミネラルがまだ十分ではありません。
前回のコラムで朝食にビタミンを摂る必要性について書きました。
サラダを摂ることで補えますが、朝は時間がないという方も多くいらっしゃるかと思います。
そういう方はご飯を白米から玄米に変えてみてはいかがでしょうか。
玄米は白米に比べてカロリーはあまり変わりませんが、ビタミン・ミネラル・食物繊維をより多く含んでいます。
その量は白米に比べて玄米は、
ビタミンEが、約1.5倍
ビタミンB1が、約5倍
ビタミンB2が、約2倍
ビタミンB6が、約4倍
食物繊維が、約5倍
玄米を試したことがなく、どれが良いか分からないという方は 落合トレーナーが、オススメの玄米を過去のコラムで紹介しているので、そちらも併せて読んでいただければと思います。
https://lamuda.co/contents/blog/20180418
次回のコラムでは 「調理する時間もない」「ぎりぎりまで寝ていたい」という方向けに、 朝準備する時間がかからない、且つ栄養価が高い朝食メニューを紹介したいと思います。
※1 白米150g、鮭70g、納豆45g、卵1個、味噌15g、わかめ20gとして、文部科学省が提示している日本食品標準成分表を基に計算しています。
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