ダイエットはカロリー計算ですべて決まる?
2020/01/15
こんにちは。LAMUDAトレーナー山岸です。
ダイエットは一般的には摂取カロリーが消費カロリーよりも下回るようにカロリー計算をして食事をすることが大切だと言われています。
確かにそれがダイエットにおける基本的かつわかりやすい考え方です。
しかし、ダイエットは本当にカロリー計算だけで決まるのでしょうか。
実はそうとも限らないんです。
カロリー計算だけでダイエットを考えていくと、うまくいく人はいくのですが、全然体重が減らない人も出てきます。
もちろん正確なカロリーの算出は困難であることも原因のひとつだとは思いますが、本当はダイエットはカロリー計算以外にも複雑な要素の上で成り立っているんです。
今回はその複雑な要素の一部を皆さんに紹介したいと思います。
まず共生微生物の存在です。
共生微生物とは何か。
例えば牛は牧草を食べてエネルギーを得ていますが、あれは消化管内に共生微生物がいて、その共生微生物がエネルギーを作り出してくれているんです。
実は同じことが人間でも起きているのです。
その共生微生物が作り出す1gあたりのエネルギーがなんと8.3kcalもあるそうです。
つまり、本来であれば共生微生物が作り出してくれるエネルギーもカロリー計算において考慮に入れなければならないはずです。
しかし、普通はそんなこと行いません。
ちなみに人が共生微生物から得るエネルギー量っていうのは、1日当たりのエネルギー摂取量の5%前後、だいたい100~170kcal程度に相当すると推定されているようです。
ですが、共生微生物がどのくらいのエネルギーを生成するのかを寸分狂いなく把握することは難しいでしょうから、そうなるとカロリー計算にも少なからずズレが生じてくる可能性はあります。
次に食事回数です。
みなさんは1日の摂取カロリーが同じであれば、食事回数が多い方がダイエットに有利だと思いますか?
少ないほうが有利だと思いますか?
実は、食事回数が多い方がダイエットに有利だという結果が出ているんです。
ある研究によると、1日の摂取カロリーは同じに設定した上で、1日に3回食事をするグループと、6回食事をするグループでは、明らかに6回食事するグループの方が体重、体脂肪の減少、筋肉量の維持にも有利だったそうなんです。
つまり、ダイエットをより効果的に行いたい場合、「食事は細かく細分化しなさい」ということになりますね。
また、基本的には同じ摂取カロリーでも、タンパク質の割合が多い方が、ダイエットに有利だと言われています。
例えば、1日の摂取カロリーと食事回数を揃えた状態で、タンパク質の摂取カロリーが15%のグループと、35%のグループを比較した研究では、35%をタンパク質から摂ったグループの方が体重、体脂肪が減少していたようです。
つまり、ダイエットにおいてはタンパク質の割合をある程度増やし、脂質や炭水化物を減らすことが非常に重要だということです。
ここでも、ダイエットは単純にカロリー計算だけでは決まらないということがわかりますね。
今回ご紹介したのは、ダイエットにおけるカロリー計算以外の要素のほんの一部になります。
冒頭でも述べましたが、ダイエットは上記以外にももっと多くの複雑な要素の上で成り立っています。
確かにダイエットにおいて、カロリー計算の考え方が基本であることは間違いないです。
1日のカロリー計算と三大栄養素のバランスを的確に設定して、それをしっかり守ることができれば、ダイエットの肝は押さえることができています。
しかし、ダイエットはそれ以外にも多くの要素が関係してくることを理解しておくと、ダイエットの幅が広がります。
例えば体重が停滞した時などにこういった柔軟な考え方は重要になってきます。
カロリー計算、三大栄養素のバランスもしっかり設定した!それを毎日ちゃんと守っている。
しかし痩せないという方は、もしかしたらカロリー以外の別の要素について変化を加えてみる必要があるかもしれません。
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