江戸っ子から学ぶ食事についてpart2

2020/06/10

こんにちは!LAMUDA新人トレーナーの川村です。

前回のコラムで江戸の人々が食べていたものを紹介しました。

https://lamuda.co/contents/blog/kawamura/20200520-2

しかし、実はまだ江戸の人々が食べていたものはあり、前回書ききれなかったので二部に分けました。

 

 

・野菜や豆の煮もの

普段の食事は基本的にはお味噌汁やお漬物など質素なものでしたが、昼食には冷やご飯と一緒に焼き魚、そして野菜の煮物などの総菜を食べていました。
カボチャやニンジン、インゲンマメ、ほうれん草などの緑黄色野菜を摂取し、ご飯や焼き魚では補えない、ビタミン、ミネラル、繊維をここで補っていました。

緑黄色野菜には鉄やカルシウムを多く含まれているのが特徴です。

これらはいずれも日本人に不足しがちな栄養素なので、その補給源としても緑黄色野菜の役割は大きいです。

さらに、青菜やほうれん草などの緑の濃い緑黄色野菜には、緑の色素であるクロロフィル(体内の不要な物質を排出する働きのある物質)も豊富含まれています。
クロロフィルもカロテンと同じように、強い抗酸化作用を持つ注目の成分です。

豆は、ビタミンB1を始めとするビタミンB群の供給源となって、3大栄養素(たんぱく質、脂質、糖質)からのエネルギー産生やこれらのスムーズな分解・合成に関与し、健康維持に役立ちます。
また、鉄、カリウム、亜鉛も豊富に含み、これらの効率的な供給源となります。

 

・麹(こうじ)

麹(こうじ)は昔、役所で管理されるほど貴重な物でした。
それがだんだんと地方にも広がり、家々で味噌づくりや酒造りがされるようになりました。

麹(こうじ)は日本の国菌であり、醤油などの日本の伝統調味料には欠かせないものになりました。

麹(こうじ)と焼酎で作るみりんは、お酒としても飲まれていたらしいです。
また、あんかけや照り焼きなどの料理にも活用されるようになっていきました。

麹の栄養素と健康効果はビタミンB群で疲労回復と細胞の再生があります。
麹にはビタミンB1・B2・B6などが豊富に含まれています。

ビタミンには炭水化物をエネルギーに変えて疲労回復を促す効果があります。
また、ビタミンB2には体の成長を促し、皮膚や髪、爪などの細胞の再生も促してくれる効果があります。

 

・豆腐

昔から豆腐は、重要なたんぱく質源として出回っていました。
豆腐も納豆売りのように、天秤のような籠を肩に担いで家々を回っていました。
江戸時代には、『豆腐百珍』という料理本が出版されるほど、豆腐料理が庶民の間で流行っていました。
また、本のレシピ数を合計すると200を越えるそうです。
それだけ、庶民の間で豆腐が流行っていたということがわかりますね。

豆腐のタンパク質は、血液中のコレステロールを低下させ、さらに、その成分の一つ「ペプチド」が血圧上昇を 抑制するといわれています。

豆腐の脂質に多く含まれるリノール酸は、動物性脂肪と違い、不飽和脂肪酸として、もともとコレステロールをあまり含まないです。
ですが、血管に付着するコレステロールを除去する善玉コレステロールを増やす作用があるといわれてます。
そのため、高血圧・コレステロール が原因となる動脈硬化を防ぎ脳出血、心筋梗塞、狭心症等の予防に効果があるとされています。

 

 

現代の食事では、野菜や穀類を食べないことによる栄養不足が懸念されていますが、昔の食事は質素でありながら、理にかなった食事だったというのがわかります。

手軽に食べ物が手に入りやすくなり、飽食となった現代ですが、一度見直すこと、そして昔の日本の食事に戻ることが大切だと思います。

 

昔の和食を思い出して、日々の食事を意識してみると良いかもしれませんね^_^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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