お家で身体を動かそう!part4

2020/06/24

こんにちは。遠藤です。

19日から都道府県の移動自粛が緩和されましたね。
みなさんは息抜きにどこか行かれましたか?
緩和されても、まだ感染者は出ているので、お出かけをする際はお気をつけてください。

前回は首、背中のストレッチをご紹介致しました。

https://lamuda.co/contents/blog/staff/20200513-2
https://lamuda.co/contents/blog/staff/20200603-2

今回は腰のストレッチをご紹介していきます!

 

 

今回も少し余談を。

 

筋肉の仕組みについてお話をします。

筋肉は筋繊維という繊維状の細胞の集合体です。
この筋繊維は無数の「筋原繊維」からなり、筋原繊維はアクチン、ミオシン、というたんぱく質による「サルコメア(筋節)」からできています。
サルコメアは柔軟性を左右する、いわば「筋肉収縮装置」です。

筋肉の動きをコントロールする運動神経が「縮め!」と指令を出すと、アクチンがミオシンの間に滑り込んで筋肉が収縮します。
逆にアクチンが滑り出ると筋肉は長くなります
ストレッチを定期的かつ継続的に行うと、このサルコメアの数が増え、増えた分筋原繊維が長くなり、柔軟性が高まると言われています。

因みに、運動後や入浴後に柔軟性がアップするのはサルコメアの数が増えたわけれはなく、血流がよくなって筋膜の柔軟性が一時的に高まったからです。

ストレッチで柔軟性を上げるには、筋肉だけでなくその周囲にある「腱(けん)(*1)、筋膜(*2)、靭帯(じんたい)(*3)、関節包(*4)」などの結合組織を伸ばすこともとても大切です。

 

それでは本題に入ります!

 

*腰

1.仰向けになり、腕を横に広げてながら、片ひざを曲げて伸ばしている方の脚側に倒します。

 

2.これを左右交互に行います。

 

※曲げている脚の肩を床からなるべく、離れないようにしましょう。

 

 

今回はここまで。

次回はお尻のストレッチをご紹介していきます。

 

参考文献 世界一伸びるストレッチ  著者 中野ジェームズ修一

 

*1 腱(けん):筋肉と骨をつなぐ結合部分
*2 筋膜:筋肉を包み込んでいる膜のこと。また筋肉だけでなく、内臓の膜ともつながっている。
*3 靭帯(じんたい):骨と骨をつなぎ、関節の形作りや補強をする。
*4 関節包:関節がスムーズに動くように、潤骨液の働きをする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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