あなたのダイエット、本当に脂肪が落ちていますか!?

2016/04/25

こんにちは、LAMUDAトレーナーの落合です。

 

みなさんはダイエットをすると「体重が落ちる=脂肪が落ちる」ことは当たり前だと思っていませんか?

 

実はこれ、当たり前ではないんです。

プロの手を借りず自己流のダイエットをするほとんどの方が「体重が落ちる=脂肪と『筋肉』が落ちる」という状態になってしまっています!

ダイエットで『筋肉』が落ちると、体重が落ちた割に見た目が変わらず、場合によってはかえって老けて見えてしまうことさえあるんです。

 

つまり美しいボディラインを実現する、健康的で正しいダイエットとは、

『筋肉量は維持(または増やす)したまま余分な体脂肪を落とし、その結果として体重が減ること。』

と言えます!

 

ということで、今日はみなさんのダイエットは成功しているのかがわかる計算方法、そして成功するための目標設定の方法をお伝えします!

 

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さて、実際にみなさんは自分のカラダに体脂肪がどれくらいあるのかご存知ですか?

 

この値を出すときに必要なのが体組織計に乗ったときに表示される体脂肪率です。

例えばAさん(女性)は体重57㎏、体脂肪率30%だとすると、このときの体脂肪の量は約17kgです。

(体重57kg×体脂肪率0.3≒体脂肪量17kg)

 

前述の「筋肉は維持したまま・・・」という最重要ポイントの鍵になるのが、次に記す除脂肪量(除脂肪体重ともいう)です。

読んで字のごとく「脂肪を除いたときの体重」のことです。

 

計算は簡単です。

Aさんの例を用いますと、除脂肪量は40㎏です。

(体重57kg-体脂肪量17kg=除脂肪量40kg)

 

ということは、Aさんの目指すべきダイエットは「40kgの除脂肪量をキープして、17kgの体脂肪を減らしていく」ということになります。

 

では、目指すべき体脂肪率は?

これはもちろん人それぞれです。

 

Aさんは「女性らしさは保ったままで、お腹に腹筋の縦のすじを入れたい!」が目指すカラダだとします。

これですと体脂肪率20~22%くらいではないでしょうか。
(※男性の場合は例えば「アスリートやボディビルダーのようにバキバキではないけど、腹筋の割れが確認できて、周辺の人たちへはカラダを鍛えているという印象を与えたい!」 というケースだとだいたい体脂肪率10~12%です。)

 

 

ではいったいAさんは17kgの体脂肪をどれくらい減らせばいいのでしょうか?

 

Aさんの目標の体脂肪率を20%とすると、このときの除脂肪率(体重に占める除脂肪量の割合)80%です。

(100%-体脂肪率20%=除脂肪率80%)

除脂肪量40kgはキープしたまま体脂肪率が20%になったときの理想体重は、

除脂肪率80%(除脂肪量40kg)、体脂肪率20%(体脂肪量Xkg)、理想体重Ykg

80%:20%=40kg:Xkg

Xkg×80%=40kg×20%

X=40kg×20%/80%=10kg

よって

Y=40kg+Xkg=50kg(筋肉を落とさず脂肪だけを落としたときの理想体重!)

 

つまり、50kgを達成したときの体脂肪率が20%よりも高い数値になっていたら、それはあまり良いダイエットではなかったということになります。

 

ただでさえ加齢とともに落ちていく筋肉を、自ら更に減らしてしまったり、骨を弱くしてしまったりすれば、これではまるでダイエットではなく衰弱・老化です。
反対に50kgを達成する前に体脂肪率が20%になったときは、筋肉量が増えたということですから、この場合はむしろ若返ったといえます!

 

ダイエット期間中、除脂肪量をキープ(または向上)させるのは正しい筋トレしかありません!
これから夏に向けてダイエットに挑戦する方も多いでしょうが、ぜひ健康を損なわない、安全な正しいダイエットで美しいボディを目指しましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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