若い時の苦労は買ってでもせよ。買ってこなかったとしても今から買い続けよ

2016/05/30

こんにちは、LAMUDAトレーナーの落合です。

 

「若い時の苦労は買ってでもせよ」ということわざがありますよね。

これ、カラダにも言えることだなあと、日々トレーナーとしてお客様と接していると痛感します。

 

どういうことかというと……

 

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ダイエット、またはカラダづくりで入会されてくるお客様には

「筋トレはもちろん未経験、運動は体育の授業や、趣味で少しやったことがあるくらい」

という方もいますし、一方

「学生時代は体育会系でガッツリやっていた」

という方もいます。

 

ダイエット目的の場合の目標体重、ほとんどのお客様は20歳代のときのものを設定します。

では上記の例でいうとどちらが痩せやすいか?正解は後者です。

 

トレーニングの原理に「可逆性の原理」というものがあります。

 

これはトレーニングで得られた効果が、継続中は維持されますが止めてしまうと徐々に失われていくというものです。

そして、トレーニング期間が長ければ失われていく速度は遅く、短ければ早いと言われています。

トレーニング効果は一度得られると不変的なものではなく、運動負荷に応じて可逆的(元の状態に戻る)に変化していきます。

 

上記の例をとると、学生時代に体育会系の部活を続けていた人は、大人になっても体ががっちりしている事が多く、たとえ日頃の運動不足により体脂肪が増えてしまっていても、食事プログラムとトレーニングをしていくと、どんどんカラダは変わっていきます。

10代のころの「トレーニング期間が長ければ失われていく速度は遅く・・・」という、まさに”貯金”ならぬ”貯筋”があるんですね。

 

一方、10代のころに運動は特にやってなく、更に「食べないダイエット」などを繰り返してきた人は、カラダが成長するチャンスを逃してしまっていて”貯筋”ができていないか”借金(借筋)”状態になってしまっています。

 

人間は基本的には二十歳のころの”貯筋”で一生暮らしていきます。

ですから「若い時の苦労は買ってでもせよ」なんです。

そうじゃない人も諦める必要はありません。

「今だ!」と思ったときからトレーニングを継続して行なうことが大切なんです。

 

「若い時の苦労は買ってでもせよ」……これにプラスするとすれば、「若い時の苦労は買ってでもせよ。買ってこなかったとしても今から買い続けよ」なんだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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