肉は旨い(あぶらのおはなし)
2019/03/06
こんにちは。トレーナーの落合です。
最近はキャッシュレス決済が乱立しています。
LAMUDAでも従来のクレジットカード・電子マネーに加え、バーコード決済のPayPayを最近導入しました。
100億円還元キャンペーンにおける最大20%還元は確かにお得で、僕も使えるお店ではかなり使っています。
100億円還元キャンペーンといえば、大阪の泉佐野市ふるさと納税、その返礼品がAmazonギフト券で、大阪の人らしい発想だなあと思いました。
ここ栃木県の小山市のふるさと納税はというと、寄付金5000円でA5ランク和牛の牛脂700gというのがあります。
牛脂・・・
牛の脂。
つき(月)へん「にくづき」 は肉の象形文字、それが美味い(旨い)。
ということで今回のテーマは脂肪。
「動物性脂肪は身体に悪くて、植物性脂肪は身体に良い」・・・という単純な話ではありません。
もう少し詳しく書きます。
出てくるのは4つ。
「飽和脂肪酸」「一価不飽和脂肪酸」「多価不飽和脂肪酸」「トランス脂肪酸」。
何が“飽和”で何が“不飽和”なのか・・・とか書こうと思いましたが一般の人は読んでいてつまらなくて寝ちゃうので書くのをやめます。
さて、俗に言われる(言われている、または言われていた、と少なくとも僕は思っています)「動物性脂肪は身体に悪くて、植物性脂肪は身体に良い」・・・。
なぜこんな話になったのか。
起源は1961年、米国TIME誌にて 「牛脂・ラード・バターなどの飽和脂肪酸は心疾患率を上げる」と発表したから。
そして1970年代に「多価不飽和脂肪酸は悪玉コレステロールを減少させ善玉コレステロールを上昇させる」という報告が相次ぎ、ますます飽和脂肪酸は不利な状況に。
これ、全部でっちあげ。
脂肪製品消費量は1960年代初頭にはマーガリンがトップに立ちます。
この時代に盛んになったのが酪農業・養鶏業。
濃厚飼料で成長を早めたいと考えた生産者側は、飼料を菜種・大豆・コーンなどに求めました。
ところが、絞って(脱脂)、脱脂粕を与えないと消化器系の病気になってしまうという事態に。
ということで大量に余った油。
使わないと!となり、人に摂らせよう!ということになり、結果それを加工したのがマーガリン。
(その他いわゆる加工品の原材料によく書かれている「植物油脂」)
こういうインチキは珍しいことでも何でもなくて、砂糖などにもある話です。
(これはまたそのうち別の機会にでも。)
少なくとも牛脂・ラード・バターなどの飽和脂肪酸はコレステロール値を上げたり、心疾患を増やすという根拠はありません。
ただし、中鎖脂肪酸やオメガ3脂肪酸に比べると身体に貯蔵されやすいです。
でも身体に悪いわけではありません。
ということで小山市は身体に悪いものを返礼品にしているわけではありません。
油脂の話はとても一回でまとめられないので今回はこの辺で。
※参考:日本脂質栄養学会 他
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