猫とマスクと胸式呼吸
2021/06/23
こんにちは。落合です。
今回は猫の身体能力、マスク生活の功罪、それと呼吸についてです。
もうそろそろマスク生活を終わりにしたいと思っている人がほとんどではないでしょうか。
コロナ禍になって良かったこともあります。
退屈な会合や飲み会が減ったこと、会いたくない時や行きたくない時の都合のいい言い訳にできること、髭を毎日剃らなくてもいいこと、女性であれば化粧品生活コストが削減できること、など。
それでもコロナ禍になって2度目の夏を迎え、昨年よりマスクが苦しく感じます。
昨年は感染への不安がマスクによる不快感より勝っていたのだと僕は思っていて、今年は対策方法が十分理解・浸透して、この不安が減ったためマスク不快感が相対的に増したと思っています。
さて、マスク装着のデメリットの話を書きます。
浅い呼吸しかできないことです。
浅い呼吸と親和性が高い姿勢がいわゆる「猫背」です。
でも猫のカラダは柔軟性では人間より勝っています。
そもそも四足歩行の動物と人間を比べるのはナンセンスに感じるかもしれませんが、猫が全力疾走すると時速48km、対してウサインボルトさんですら時速37km、その場飛びでは猫は150cm、トップアスリートで70cm台、とのことでした。
話を「猫背」に無理やり戻します。
猫背(=浅い呼吸)が続くと肋骨(いわゆる、あばら骨)の一本一本の間にある肋間筋、それと胸の筋肉である大胸筋、そのインナーの小胸筋が固まります。
小胸筋が硬くなると肩甲骨の動きが悪くなり、肩こりや腕のしびれ、内巻き肩による見た目の老化、骨盤の後傾による腰痛、腹筋群の弱化によるスタイルの崩れなどにつながります。
それと今回のテーマにしたいのが胸式呼吸。
詳しく書くと一回のコラムで収まらないのでなるべく簡潔に書きます。
肋骨下部に手の指をあて、親指は開き背中側へ。
息を吐き切ったら鼻から深く息を吸います。このとき肋骨が開く感覚と、腹筋が伸びる感覚、付け加えると下腹が自然と凹む感覚があるといいです。
そして今度は息を吐くときは口から少しずつ吐きます。深い胸式呼吸の練習なら吐いたらまた猫背になってもOKです。
ただし、姿勢を保つなら腹筋を緩ませないことがポイントです。
その姿勢が疲れる人は練習しましょう。
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